ヤフオクのテクニックを大公開!

[はじめに]

私が乗り継いだ40台以上のバイクのほとんどがヤフオクで売買したものです。買うのも売るのも最初は失敗もありましたが、回数を重ねるうちにいろいろわかってきて、いまではこうしてヤフオクの代行を仕事として出来るようになりました。

もったいないですが私の経験で学んだ技術をここに公開いたします。

文章では、落札と出品の両方の内容が書かれています。どちらでも有効なことなので、自分がどちらの立場なのか考えて読んでください。

 

[自己紹介を書きましょう]

せっかく自己紹介を書くところが用意されているのに書いていない人が多いです。ネット上の見えない相手から高額な商品を買うのだから、落札者は不安です。自己紹介を書いてお客様を安心させてあげてください。

自分の趣味とか、ポリシーとかを書くのが良いかと思います。

 

参考:私の自己紹介です。

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私は、バイクが大好きで、色々な機種を体験したい為、オークションでバイクを買ったり売ったりして、バイクライフを楽しんでおります。
オークションでのバイク取引は、儲けが目的ではなく、バイク仲間どうしで自慢のバイクを交換し合っている気持ちで行っています。
バイク固有の性能を見極める為にも、整備はとても大切です。購入したバイクはきちんと整備して、安全に快適に乗れるようにしています。

よろしくお願いいたします。

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[良い写真の撮り方] 

写真ではバイクは実際よりもきれいに見えますが、出来るかぎり魅力のある写真を撮りましょう。

カメラは、通常のデジカメで十分ですが、携帯のカメラはNGです。

撮影は、明るい日を選びましょう。ただし直射日光の下はギラギラしてしまうのであまりお勧めしません。私は良く晴れた午前中に撮影します。

低いアングルで迫力の写真にしましょう。

また、詳細写真を複数撮影して、YAHOOフォトで公開しましょう。

最近では、YouTubeに動画をアップする方も増えてきました。

これも有効ですね。

 

[写真よりも文章を重視]

私の場合は、文章をとても重視します。

やはり、車体が綺麗と書いてあれば安心ですし、汚いと書いてあれば汚いです。

よく綺麗と書くのを遠慮して、それなりのような表現をする方がいますが、それは、損です。多少傷があっても全体的に綺麗であれば綺麗と書くべきです。もし傷がある場合は、多少傷はありますが、全体的にはとても綺麗ですと短所を補った長所を書きましょう。

 

[欠点はアピールしない]

欠点は正直に書いたほうがよいですが、書き方に注意しましょう。

欠点はあるが、それにまけない魅力があるような書き方がよいです。

決して嘘は書きませんが、わざわざ欠点をアピールする必要はないです。

 

[感動を書こう!]

これはとても大事です。

よくカタログに書いてあるスペックを並べて書く方もいますが、数字よりも、すごく速いとか、乗りやすいとかのほうが、魅力が伝わりやすいです。

このおしゃれなバイクに乗って、綺麗な喫茶店でコーヒーを飲むとか、峠を気分爽快に走るとか、このバイクの乗ったらこんないいことがあると言った内容は、買う人にも伝わります。

 

[即決価格を使いこなす]

落札する側からすると相場より少し高い即決価格が設定されている場合は、手ごわいです。

いつライバルに落とされるかわからない恐怖?との戦いです。

そしてライバルに負けずと、相場より高い値段で即決してしまうのが人間です。

よって、出品する場合は、そのバイクの相場がわかっているのであれば、相場よりすこし高めな即決価格を入れるのは効果的です。

しかし、相場をわかっていないで、安く即決価格を入れないように注意しましょう。(私も過去にこれで失敗した経験があります)

逆に、落札する場合、相場より低い即決価格が設定されている商品を発見した場合は、速攻落札ですね。

 

[個人から買おう]

これはとても大事です。

最近は、ヤフオクに業者の出品がとても多いです。(私も業者になってしまいましたが..)

よくない業者の場合は、儲けを出すために安く仕入れてきたバイクを整備しないで、出す場合があります。そもそも良いバイクであれば、店頭販売したほうが高く売れるので、店頭販売できないようなバイクを出品する場合があります。

それに比べて、個人出品の方は正直です。

昨日まで乗っていたようなバイクであれば、やはり調子が良いですし、その方が実際に乗っていたのだから、バイクの故障や転倒歴を把握しているので安心です。

ちなみに私の場合は、まずは自分で所有して、納得するまで完璧に整備します。自分で走行するので確実です。そして飽きたら売るので、とても良い状態のバイクを売っています。

私から落札した方は、ラッキーですね。

 

[マニアから買おう]

ずばり言うと、私のようなバイクマニアから買うのが一番良いです。

個人で2台以上のバイクをガレージで保管して自分で整備しているような人です。

バイクに詳しく大好きなので、問題のあるバイクはプライド的にも売らないです。

困った時にも、相談できるので買ったあとも安心かと思います。

 

[タイヤは高い]

落札する場合には、タイヤの状態はバイクの価格への影響が少ないのです。

どうせタイヤは消耗品だから変えればよいと思うからですね。

しかし、いざタイヤの交換となると、バイクのタイヤは本当に高いです。

大型バイクともなると、前後で5万位かかりますね。

いくらバイクを安く買ってもタイヤを交換すると高い買い物になってしまいます。と言って、すり減ったタイヤで乗るのは、バイクが乗りにくいし、危険です。やはり変えたほうがようです。

欲をいえば、バイクを落札するときは、タイヤを取り換えたばかりのようなのを選ぶのがベストです。 

 

[安物買いは高くつく]

これもよくある話です。

ジャンクバイクを買って直そうとすると、最終的には、高くついてしまうことが多いです。

修理に使う新品パーツは高いですし、ヤフオクでパーツをそろえるにしても送料で以外と高くなってしまいます。

ただし、出品者が初心者で、簡単に直るバイクを、ジャンクバイクと出している場合もあります。この場合はお買い得です。

まあ、現物を見ないで買うオークションでの、ジャンクバイクの落札はギャンブル的な要素があります。

 

[カスタムパーツは、宝物]

よくマフラーやら、キャブやら、とても高価な社外パーツがついたバイクがありますが、それはお買い得です。

社外パーツは、想像以上に高く売れます。

よって、落札したら社外パーツをはずして売ってしまいます。

そして自分のバイクはノーマルにします。

バイクを買う時にノーマルパーツがある場合は必ずもらうようにしましょう。無い場合もノーマルマフラーなど数千円で買えます。

しかもバイクを売る時は、ノーマルのほうが高く売れますので、また得します。GPZ900Rのカスタムパーツがいっぱい着いたバイクなど宝ものですね。

 

[FCRは魔法のキャブ]

FCRとは、京浜というメーカーが作ったレース用のキャブレターです。

ノーマルキャブレターからFCRに変えるとバイクは激変します。

バイクを速くしたいのであれば、マフラーよりも、まずはFCRに交換をおすすめします。本当に魔法のキャブです。

セッティングも簡単で、まあどんなセッティングでもある程度走ってしまいます。

古いバイクを買って腐ったキャブを頑張って直すよりは、思いきってFCRに変えましょう。(とはいえ、ノーマルキャブの魅力もすばらしいです)

 

[不人気の隠れ名車を狙え]

ずばりスズキのバイクがお勧めです。

私は、スズキ党なので、不人気とは思っていませんが、ホンダとか比べるとスズキのバイクは不人気なようです。(スズキさんすみません)

とはいえ、スズキのバイクは挑戦的なアイデアで面白いバイクが多いです。

レーサーレプリカを初めて作ったのもスズキです。

逆にホンダのバイクは、人気があります。得に初心者に好まれてます。たしかにホンダのバイクは良いです。すばらしいです。ゆえに、値段が高い場合が多いです。

 

 [外車がお勧めの理由]

外車を乗る人は、基本的にマニアで経済的にも余裕がある人が多いです。

メンテナンスは定期的にディーラーで行い、オイル交換に2万円位平気で払ったりします。もちろんガレージ内の室内保管です。

そんなバイクですから、車体の状態は大変良いです。

しかも、外車は初心者が手をださないので、オークションでの価格も高くなりません。

外車は壊れやすいと言われますが、それは昔のこと。使用パーツは日本製も多く、最近は全然問題ありません。しかもブレーキは普通にあこがれのブレンボとか使われてますから、良いことずくしです。

マイナー車であれば、新車では200万もしたのが、5年もすれば50万以下で買えるよう場合もあります。

本当に外車をおすすめします。

(注意:ハーレーとBMWは、人気があり高いです)

 

[まとめ] 

ヤフオクは誰でも参加できる最大のマーケットです。参加者が多いことにより一般のお店よりはるかに、集客力があります。

ですからどちらかといえば売り手市場です。

しかし、落札の場合でも、出品者が個人であれば、儲けがそれほど必要でないので、買う側にとってもお得になることが多いです。

 

そのかわり、登録やメンテナンスは自分でやることが必要になるので、ある程度の知識と大変さは覚悟する必要があります。

(たまにひどいバイクにたってしまうこともあります)

しかし、それを乗り越えられれば、とても良い売買が出来るか思います。

 

[永山ガレージ]では、そんなみなさんをバックアップしていきたいと思います。